『正しい日本語』=『売れる文章』ではない
『正しい日本語』=必ずしも『売れる文章』ではない
(笑)
私はこの言葉を聞いたとき、衝撃を受けました。
こんにちは
”魅せる文章”で売上アップを実現する
セールスコピーライターのさゆみです。
私がコピーライターを目指し始めた当初
実は日本語に自信がなかったんです。
ハワイに3年住んでいて
日本語を使う機会はあっても
敬語は使ってなかったんですよ。びっくりするくらいに。
今思うと失礼な話ですが
大学の先輩、後輩っていうのが日本に比べるとありませんでした。
日本語を書く機会もないし(mixiくらいかな)
そして日本に帰る頃には、漢字がほとんど書けなくなっていました。
それでも、好きなことを仕事にするために
自分のグラスサンドアートの魅力をブログで発信して、
多くの人に知ってもらいたかったんです。
多くの人に
私の書くブログを読んでほしかったんです。
『正しい日本語を学び直すためにもコピーライティングを学びたい』
と思っていました。
そしたら
「正しい日本」=必ずしも「売れる文章」ではない
と言われました(笑)
正しい日本語って・・・・そもそも何だと思います?
昨夜からこの本を引っ張り出して読み直しています。
私にとっては辞書のような本です。
基本的なことから応用編まで書いてあります。
「文章書くのが苦手だから、文章で売上げを上げるなんて難しそう・・・」
って思う方は多いかもしれません。
だけど、私のコピーライターの師匠は言います。
「文章を書くのが苦手でも文章は書けるんですよ。
だって毎日日本語を話してるじゃないですか。
その話してる通りに書けば良いんだから。」
そして、漢字もさほど必要がないことも知りました。
高校とか学校では作文などを提出すると
漢字に直されて返ってくるこはなかったですか?
私自身、その印象がとても強く残っていたので
漢字はしっかり使いこなさなければいけないと思っていたんです。
だけど、
『”ひらがな”にした方が読みやすい言葉もある』
という事実を知りました。
例えば
「この度はご注文頂き、誠に有難うございます」
「この度はご注文いただき、誠にありがとうございます」
どちらの方が読みやすく
親しみを感じる書き方に見えますか?
・・・・・
恐らく後者の方が、
親しみを感じるのではないかと思います。
前者の方は漢字がたくさんで堅苦しい感じがしますよね。
声に出して読むと同じ文章なのですが
すべてを漢字で書くか、あえてひらがなを使うかによって違いが出てくるのです。
他にも
「何故→なぜ」
「只今→ただいま」
「御座います→ございます」
など
伝える文章
商品が売れる文章って
はじめはこの「漢字をひらがなにする」ことから始めれば良いのかなと思います。
漢字をたくさん使うと
読み手は「これなんて読むんだろう?」と読むのをやめてしまう危険性もありますよね。
むしろ漢字ばっかりの文章って
読む前から「難しそう」って印象が目から飛び込んできちゃいますし。
「堅苦しい」印象も与えます。
逆にひらがな続きも読みにくいですが
漢字とひらがなのバランスを見つつ・・・
まずは読みやすい文章を書く。
それが出来るようになったら次のステップに進めば良いと思います。
・言葉の言い回し(マイナスなイメージの漢字は使わない)
・文に“迫力”を出すひと工夫をする
・文に“キーワード”を盛り込み、楽に理解させる
・無駄な文を徹底的に削り、伝えたいことを明確にする
などね。
ちょっと「面白そう」なんて思いませんか?(笑)
コピーライティングは正しい日本語にこだわりません。
なぜならコピーライティングの目的は、
読み手に商品の魅力を伝え、購入してもらうことだからです。
魅力を伝える為には、必要以上の漢字は使わないし
ていねい過ぎる言い回しもしません。
最後に、
「正しい日本語」=「売れる文章」じゃない!
という言葉がどういうシチュエーションで出てきたのか
それはセールスレターの添削をしてもらっているとき
文章を削る作業で出てきた言葉です。
「この文章があった方が日本語的には正しいんだけど
このセールスレターの目的を考えると、この文章はあってもなくても同じ。
だったら読み手の負担を少しでも減らすために、この文章は削るべき。」
という内容でした。
「文章を書くって面白いな」と改めて思った言葉でしたね。
そして今は息子に言葉を教えるのに必死です(笑)
何でも指さして「ん」という息子。
そろそろ何か喋んなさいよ( ̄□ ̄;)と突っ込みながら
息子の立場に立って「ん」の意味を察する日々です。笑
ここまでブログをお読みいただき、ありがとうございました(*^_^*)
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”魅せる文章”で売上アップを実現する
セールスコピーライター
さゆみ
■セールスコピーライターとしてのブログ(HP)